マスタ整理

「10ケース」が、何個になるかをそろえる。

商品コードの対応表だけでは、受注と在庫の数量が一致しないことがあります。数量単位と換算数を例に、正本・更新者・保留条件を整理します。

例:取引先の品番と、自社の在庫単位が違う

取引先は「AB-01を10ケース」で発注。自社の商品コードは「P-045」、在庫は個数で管理しているとします。1ケース20個なら200個ですが、同じ商品でも入数変更があれば、その時点の換算数を確認する必要があります。

コード・単位・適用日を一緒に持つ例
取引先コード自社コード発注単位在庫単位換算数適用開始状態
AB-01P-045ケース20説明用:9月1日確認済みの例
AB-01P-045ケース24説明用:10月1日適用前の例

実際に入数が変更されるか、旧商品が混在するか、注文日と出荷日のどちらで適用するかは各社で確認します。数値は説明用です。

自動変換に進める行と、保留する行を分ける

変換の判断例
状態扱いの例確認する根拠
コードが一意で、単位・適用日も一致変換候補にする承認された対応表
同じコードに複数の候補自動で決めず保留材質・仕様・サイズ等
数量単位が空欄入力先へ流す前に確認元注文・取引条件
適用日が重複更新担当へ差し戻す変更履歴・有効期間

名称の似ている商品を、機械的な文字の一致だけで同一扱いしないようにします。最初は通常注文と変更境界の両方をサンプルとして照合します。

「正しい情報」は、項目ごとに管理先を決める

商品名は商品台帳、契約価格は販売管理、届け先の受入条件は営業が確認する、という分担もあります。すべてを一つのシステムへ寄せる前に、今どこで誰が確認しているかを記録します。

更新責任と通知の例
項目確認する人変更時に残すもの通知先
商品・入数商品責任者変更前後、適用日、承認受注・倉庫
契約価格営業責任者対象顧客、有効期間、合意受注・経理
届け先窓口担当住所、受入条件、確認日受注・倉庫

担当者が兼務していても、確認した役割と更新した記録は残します。対応表を一度きれいにして終えると、次の変更で再び食い違います。

移行前に見るのは、正常な行だけではない

頻度の高い品番に加え、旧品番、単位違い、廃番、入数変更の境界日を含めて照合します。不一致の件数と原因を残し、直したデータをもう一度確認してから移行範囲を広げます。

この資料を自社に当てはめるには

掲載した業務・件数・会社は説明用の例です。自社で実際に扱う帳票と担当者に照らし、使う項目を選んでください。

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