受信箱を一つにするだけでは、未処理は見えない
受信は同じ複合機でも、担当者が紙を持ち帰ると、どの注文が入力済みか分からなくなります。そこで「受付番号」「状態」「次に動く人」「回答期限」を一緒に記録します。
| 受付番号 | 受信時刻 | 状態 | 次に動く人 | 確認事項 | 期限 |
|---|---|---|---|---|---|
| F-001 | 9:10 | 入力可能 | 受注担当 | 通常注文 | 当日締切前 |
| F-002 | 9:15 | 顧客へ確認中 | 営業 | 数量単位が不明 | 11:00までに再確認 |
| F-003 | 9:22 | 在庫確認中 | 倉庫担当 | 一部欠品 | 12:00までに回答 |
| F-004 | 9:30 | 重複確認中 | 受注担当 | F-001の再送か確認 | 入力前 |
まず、一定の取引先・担当範囲で試す
例えば書式が安定している一つの取引先を対象に、従来の運用を基準として、受付表を使った期間の状態を比較します。通常日だけでなく、担当者が休む日や締切前の集中も確認します。
- 今の受信から入力までを、一件追って記録する。
- 試行対象の注文だけに受付番号を付ける。
- 保留は担当者と期限を必ず記録する。
- 入力済みは注文番号と照合して完了にする。
- 締切時に未処理と保留を別々に確認する。
比較する数字を先に決める
| 指標 | 数え方 | 見たい変化 |
|---|---|---|
| 所在確認の回数 | 注文書を探した・誰が持っているか聞いた回数 | 受信後の所在が分かるか |
| 未回答の持越し | 期限を過ぎた保留の件数 | 確認待ちの見落としが減るか |
| 通常処理の時間 | 受付から入力完了まで同じ範囲で計測 | 受付表の記入負担が増えすぎないか |
| 重複入力 | 元注文と再送が別入力になった件数 | 受付番号で照合できるか |
件数が減っただけで成功とは決めません。注文数や担当者が違えば単純比較できないため、期間の条件も並べて記録します。
その後に選ぶ手段は、詰まっている工程で変わる
受信紙を探すなら保管・共有。判読に時間がかかるなら書式や確認方法。転記が多いならデータ連携。未回答が残るなら状態と担当の管理です。OCRを入れる前に、読取後の確認者と誤読時の戻し方を決めます。
取引先へ書式変更を依頼する場合は、「単位欄が空欄のときに確認が必要になるため、個・箱・ケースを記入いただける欄を加えたい」のように、必要な変更と理由を具体的に伝えます。
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